ロッテ 雨中の激闘制す 清田、感謝の逆転打「みんなが回してくれたおかげ」

[ 2019年6月28日 23:10 ]

パ・リーグ   ロッテ6―5楽天 ( 2019年6月28日    楽天生命パーク )

9回2死満塁 中前適時打を放ち拳を突き上げる清田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ロッテが雨中の激闘を制した。4―5と1点を追う9回2死満塁、19日の広島戦(マツダスタジアム)以来5試合ぶりにスタメン復帰した清田が、中前へ逆転の2点適時打。二転三転した試合に決着をつけた。

 「どういう場面で回ってくるか、ずっと考えていた。みんながチャンスで回してくれたおかげです」。ヒーローは控えめだった。

 4回2死一、二塁、清田の右翼線適時二塁打で先制した。1―1の6回1死、中村奨のトンネルからピンチが広がり、3点を勝ち越された。2点差の8回1死三塁ではその中村奨が、汚名返上の11号2ランで試合を振り出しに戻す。8回2死二、三塁では酒居の暴投で再び、勝ち越されてしまったが、9回2死走者なしから3者連続で四球を選び、つないだバトンを最後は清田が決めてくれた。

 交流戦では打率・157と極度の不振で最後の4試合はベンチからのスタートだった背番号1は「(交流戦は)打てなかったので、もう一度、交流戦に入る前の映像を見直した。自分のスイングができました」とにやり。頼もしいベテランが、完全復調をとげた。

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