巨人・丸、選手間投票で球宴選出「岡本さんがMVP獲ってくれたら幸せ」

ボールを手に談笑する丸（撮影・久冨木　修）　
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　マイナビオールスターゲーム2019（7月12日・東京ドーム、同13日・甲子園）の選手間投票の結果が27日に発表された。ファン投票による23人に加え、新たに6選手が選出。セ・リーグの外野手では、巨人・丸が2年ぶり6度目の出場を決めた。

　意気込みで笑いを誘った。「僕が出て岡本さんにつないで、MVPを獲ってくれたら、それ以上幸せなことはない。岡本さんの幸せは、僕の幸せ」とファン投票で選出されている後輩の名前を出した。自身は3年前の球宴で本塁打を放ったが、岡本は初出場だった昨季の球宴で5打数無安打に終わっている。

　16年の球宴でも新井貴浩氏（本紙評論家）の名を挙げ「僕はもり立てる役でいい」と“珍目標”を掲げた。広島から移籍した今季は69試合出場で打率・310、13本塁打、42打点。選手間投票では初選出に「（選手の）皆さんに評価してもらって投票してもらった。非常にうれしい」とし、本拠地での開催にも「ファンの皆さんの力を貸してもらって、何とかいい結果を残せれば」と力を込めた。　（川手　達矢）