大谷 2年連続2桁10号2ラン チーム快勝に貢献 三振に珍しく球審に“抗議”も

[ 2019年6月28日 13:52 ]

ア・リーグ   エンゼルス8―3アスレチックス ( 2019年6月27日    アナハイム )

アスレチックス戦の3回、10号2ランを放ちベンチで迎えられるエンゼルス・大谷(中央)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が27日(日本時間28日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・DH」で3試合連続で先発出場。2年連続の2桁本塁打となる10号2ランを放つなど、4打数1安打2打点の活躍で、チームの8-3の勝利に貢献した。

 アスレチックス先発右腕・アンダーソンに対し、初回の第1打席は内角低めのツーシームにバットが動かず、見逃し三振に倒れていた大谷。3回1死一塁での第2打席では、カウント1-1からの3球目を捉え、打球を中堅スタンド左へライナーで運んだ。第1打席と同じ内角低めの難しい球に対応。9試合ぶり、27打席ぶりのアーチは、日本人選手では史上5人目の2年連続の2桁本塁打となる10号2ラン。これで今月に入り7本目となり、昨年9月に記録した月間最多本塁打数に並んだ。

 4回の第3打席は、2番手左腕・王維中の前に空振り三振。3番手・シュリッターとの対戦となった6回2死二、三塁で回った第4打席は、フルカウントからの6球目、内角高めの球を見送ったがストライクの判定で見逃し三振となった。きわどい判定に大谷が球審に向けて指を降るなど、珍しく抗議する場面もあった。

 大谷は4打数1安打2打点で、打率は・290に。チームは2回にカルフーンの2ランで逆転。4回に大谷の2ランなど5点を挙げて主導権を握り、そのまま逃げ切った。これで4連勝とし、貯金を2とした。

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