4安打 メキシコ4番・メネセスに侍Jも脱帽「シャープなスイング いい打者」

[ 2019年3月10日 00:30 ]

侍ジャパンシリーズ   メキシコ4―2日本 ( 2019年3月9日    京セラD )

8回無死、この日3本目の二塁打を放ち、4打数4安打としたメネセスはベンチに向かってポーズを決める(撮影・北條 貴史)
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 侍ジャパンを相手に4安打を放ったメキシコ代表の4番・メネセスに対し、日本のベンチからも「凄い打者」との声が相次いだ。

 4回2死から右中間二塁打を打たれた山岡(オリックス)は「凄いいいバッターでした」。オリックスではチームメートで、シーズンではその打棒が味方になる。「(二塁打を打たれたのは)複雑ですけど、頼もしいですね」と話した。

 先発マスクをかぶった甲斐(ソフトバンク)も「シャープなスイングで、いい打者」。シーズンでも敵として戦うことになるだけに、要警戒マークを強くしている様子だった。

 5番手で登板した梅野(ヤクルト)も、8回に先頭打者としてメネセスに中越え二塁打を許した。「(ベンチから)見ていても凄いバッターだと思った。先頭打者は抑えたかったけど…」

 建山投手コーチも「オープン戦でも打率5割以上だったし、状態がいい」。昨季、メネセスは3Aのインターナショナルリーグで23本塁打を放ち、MVPを受賞。同リーグは東地区にあり、本塁打も出にくいといい、建山コーチは「そこであれだけ打っている。(第2戦に向けて)しっかり対策を練らないと」と力を込めた。

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2019年3月9日のニュース