斎藤佑、甲子園プロ初先発「やっぱり気持ちいい」 最速137キロも抜群の制球で2回3K完全

[ 2019年3月9日 14:28 ]

オープン戦   日本ハム―阪神 ( 2019年3月9日    甲子園 )

<OP戦 神・日>力投する先発の斎藤佑(撮影・森沢裕)
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 日本ハムの斎藤佑樹投手(30)が9日、甲子園で行われた阪神とのオープン戦に先発登板。早実時代の06年夏にエースとして駒大苫小牧との激戦を制して全国制覇を遂げた思い出の球場での“プロ初先発”で2回3奪三振無安打無失点と完ぺきな投球を見せた。30歳となった右腕が開幕ローテ入りへ最大限のアピールを続けている。

 田中(現ヤンキース)擁する駒大苫小牧との決勝引き分け再試合以来4583日ぶりとなる甲子園の先発マウンド。2回3奪三振無安打無失点の完ぺきな投球を見せた斎藤は「甲子園はやっぱり気持ちいい。苦手意識はもちろんない。空気感が凄くいい球場だと改めて感じた。基本的にどこの球場でも一緒だと思っているけど、マウンドからの景色はなかなか見られない」と“プロ初先発”となる甲子園のマウンドを堪能した。

 最速は137キロながら、キレのある直球と制球力抜群の変化球のコンビネーションで打者を翻弄。「手応えとしては凄くいいわけではないけど、気持ちで投げた。捕手の石川亮が凄くいいリードをしてくれた」と投球を振り返り、「(今後に向けて)一戦、一戦、1人1人抑えていくしかない。今よりももっといい状態でいかないといけない」と先発ローテ入りへさらなるアピールを誓った。

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2019年3月9日のニュース