二刀流“大先輩”ニューカム氏 92歳で死去…62年には中日でもプレー

[ 2019年2月21日 02:30 ]

大リーグで初代サイ・ヤング賞に輝くなど通算149勝を挙げ、打者としても活躍したニューカム氏(AP)
Photo By AP

 大リーグで初代サイ・ヤング賞に輝くなど通算149勝を挙げ、打者でも活躍した元ドジャースのドン・ニューカム氏が長い闘病の末に92歳で死去したと19日、球団が発表した。ニグロ(黒人)リーグでのプレーを経て、49年にニューヨーク市ブルックリンが本拠地時代のド軍入り。17勝8敗でナ・リーグ新人王に輝いた。55年には黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンらとともに世界一に。56年には27勝7敗でサイ・ヤング賞とMVPをダブル受賞した。

 頻繁に代打起用される「二刀流」で、メジャー10年間通算で打率・271、15本塁打、108打点。62年には中日に所属し、愛称「ニューク」の登録名で外野手としてプレーして12本塁打を放った。

続きを表示

2019年2月21日のニュース