ソフトB 異例敵地で2日前ナイター練習 達川ヘッド「習うより慣れろ、じゃ」

[ 2018年10月26日 05:30 ]

27日開幕日本シリーズ

ソフトバンクの全体練習を見守る達川ヘッドコーチ
Photo By 共同

 ソフトバンクが早くも広島入りし、敵地マツダスタジアムで異例の2日前練習を行った。ドラフト会議に出席した工藤監督に代わって達川ヘッドコーチが指揮。ナイターに合わせて午後5時から約2時間半、守備練習やフリー打撃で汗を流した。

 「習うより慣れろ、じゃ。今日は体感すれば良い」。同球場でナイターを戦ったのは、昨季交流戦の6月18日が最後だ。「外野は何カ所か(目に)光(照明)が入るみたいだから対処すること。打球もアンツーカーから天然芝になって普通は死ぬけど結構速くなる」。ホームベースから一塁、三塁のライン際にボールを転がすなど入念にチェックした。

 捕手出身の達川ヘッドはシリーズのキーマンに「短期決戦は大きなウエートを占める」と両軍の正捕手である甲斐と会沢を挙げた。「やることをやるだけ。広島は機動力があるので気をつけたい」と甲斐。26日に右太腿裏を痛めていた今宮も合流する。2年連続日本一へ、「マツダ攻略」で先手を取る。 (後藤 実穂)

続きを表示

2018年10月26日のニュース