ロッテ5位指名の亜大・中村“雲の上”の先輩に連絡も…「お父さんによろしくと」

[ 2018年10月26日 16:22 ]

ロッテの山森スカウト(左)、永野チーフスカウト(右)から指名あいさつを受け握手を交わす亜大・中村
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 ロッテから5位指名を受けた亜大・中村稔弥投手が26日、東京都西多摩郡の同大施設で指名あいさつを受けた。

 永野チーフスカウト、山森スカウトと対面し、井口監督のサイン色紙とサインボールを贈られた中村は「ここがスタートライン。しっかり練習をして、開幕から1軍で試合に出られるようにしたい。先発でやっていきたいと思っています」と意気込みを語った。

 ツーシームを武器に、今秋の東都リーグで4勝を挙げた最速144キロ左腕。前夜は念願のドラフト指名を受けるも、直後に思わぬハプニングに見舞われた。亜大の3学年先輩で「雲の上の存在」というロッテ・藤岡裕大内野手に報告の連絡を入れることに。同学年でオリックスから2位指名された頓宮に電話番号を教えてもらったが、つながった相手はなんと藤岡の父だったという。「“よろしくお願いします”とお父さんには言ったんですが、藤岡さんにはまだ連絡できていなくて…」と苦笑いだった。

 それでもこの日、関係者から本物の藤岡の電話番号を無事にゲット。貴重な左の先発として「2桁勝利をコンスタントにできる選手、勝てる投手を目標にやっていきたい」と夢を描いた。

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2018年10月26日のニュース