広島、先発4人限定で鷹封じへ!中村祐は“第2先発”視野 中継ぎ待機も

[ 2018年10月24日 10:00 ]

シート打撃に登板して打者13人を安打性2本に抑えた中村祐
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 広島は、34年ぶりの日本一へ向けて、先発陣を4人に限定して日本シリーズに向かう可能性が高くなった。23日、マツダスタジアムでの全体練習で行われたシート打撃で、クライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージ(S)で先発5番手の予定だった中村祐が、3イニング想定での登板。“第2先発”を視野に入れた調整に、畝投手コーチも「(中継ぎ起用も)あるかもしれんね」と、先発から外しての中継ぎ待機に含みを持たせた。

 27日の第1戦から第3戦までは大瀬良、ジョンソン、九里とCSファイナルSと同じ順番が濃厚。大瀬良が中4日で11日の第5戦に向かえば、先発4枚で回すことは可能となる。第4戦に先発予定で、CS登板のなかった野村はこの日宮崎入りし、24日のフェニックスリーグ・ロッテ戦(天福)に先発。一方の中村祐は、1軍に帯同したまま先発調整は見送られている。この日のシート打撃で中村祐は、打者13人を安打性2本に抑える好内容で、「ペース配分は考えずに投げた」と中継ぎの適性をアピール。強力ソフトバンク打線に挑む短期決戦スタイルが明確になってきた。

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2018年10月24日のニュース