東洋大4連覇ならず 上茶谷→甲斐野 ドラ1候補リレーも延長12回痛恨

[ 2018年10月24日 05:30 ]

東都大学野球   東洋大1―2亜大 ( 2018年10月23日    神宮 )

亜大に敗れ、引き揚げる上茶谷(右)と甲斐野(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 2試合が行われた。東洋大は上茶谷大河投手(4年)と甲斐野央投手(4年)のドラフト1位候補リレーも延長12回に亜大に敗れ、4連覇はならなかった。駒大は国学院大を下して勝ち点を3に伸ばし、勝率でも並んだ立正大との優勝決定戦に持ち込んだ。辻本宙夢(ひろむ)投手(4年)が今季初完封で5勝目を挙げた。優勝決定戦は25日正午から行われる。

 ドラフト1位候補のリレーも及ばず、リーグ4連覇が消えた。先発のエース右腕・上茶谷は9回を投げ5安打1失点。「全員に気持ちを込めて投げられた」と最速147キロ直球を軸にカットボールを効果的に使い、5回以外毎回の14奪三振と好投した。それでも四球からピンチを広げた6回に1失点し「防ぐことができた。申し訳ない。優勝して日本一で終わりたかった。上(プロ)で頑張ります」と話した。

 1―1の延長10回から救援した甲斐野は12回に2死二塁の場面で適時二塁打を浴び「最後の最後にコントロール不足。抑えないといけないところで打たれてしまい、申し訳ない。4連覇してドラフトを迎えたかった」と涙を流した。 (武本 万里絵)

続きを表示

2018年10月24日のニュース