ヤクルト「野手・根尾」指名へ 最大8球団競合覚悟 宮本氏の背番「6」用意も

[ 2018年10月24日 05:30 ]

大阪桐蔭・根尾(撮影・近藤 大暉)
Photo By スポニチ

 スカウト会議を終えたヤクルト・小川監督は「根尾君を指名することに決定しました。一番いい選手にいこうということ」と明かした。既に中日が1位指名を公表するなど最大8球団の競合が予想される。指揮官は「競争も覚悟」と話し自らくじを引く。

 野手一本で評価している。投打の二刀流で甲子園を沸かせたが、橿渕聡スカウトグループデスクは「ショートとして評価している」とし、指揮官も「野手としての能力が高い。将来的にヤクルトを背負っていく中心選手、さらにはプロ野球界を背負っていく素材の持ち主」と絶賛した。

 早くも背番号6を用意するプランも浮上した。6番は遊撃、三塁で通算10度のゴールデングラブ賞を受賞し、名手だった宮本ヘッドコーチが背負った番号だ。現状では引き継げるような選手は不在。13年の引退を最後に空き番になっていたが、球団幹部は「適任じゃないか。うちには(永久)欠番はない」と話した。あとは根尾の交渉権を獲得するだけだ。 (細川 真里)

続きを表示

2018年10月24日のニュース