U18侍 3位死守でW杯切符獲得 中国に7回コールド勝ち 毎回得点&柿木が好救援 最後は根尾

[ 2018年9月10日 15:33 ]

U―18アジア選手権   日本14―1中国 ( 2018年9月10日    サンマリン宮崎 )

<U18アジア野球選手権(日本・中国)>2回2死一、三塁、、日置の勝ち越し適時打にベンチでガッツポーズする(左から)中川、吉田、市川、奥川、峯、山田、根来、藤原(撮影・吉田 剛)
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 第12回U18アジア野球選手権は10日、サンマリン宮崎で最終日が行われ、日本は3位決定戦で中国と対戦し、14―1で7回コールド勝ち。3位以内に与えられる来年韓国で開催されるU18W杯への出場権を獲得した。

 W杯への切符を懸けた負けられない一戦。1回に中国に先取点を献上したが、打線がすぐさま反撃した。

 直後の攻撃、無死一、三塁から3番・中川(大阪桐蔭)の一ゴロ併殺打の間に1点を返して同点に追いつくと、2回に9番・日置(日大三)の今大会初安打となる中前打で勝ち越し、1番小園(報徳学園)も左前適時打で続いてこの回2点を奪い、逆転に成功した。

 3回には2四球と安打で無死満塁の好機をつくり、野尻(木更津総合)の遊ゴロ併殺崩れの間に1点。続く小泉の二ゴロが敵失を誘ってさらに1点を加えた。4回にも無死満塁から4番・藤原(大阪桐蔭)の併殺崩れの間に1点、5番・根尾(大阪桐蔭)が中前2点適時打。5回には小園の右翼への適時二塁打、6回には日置の2点中越え適時二塁打などで5点を奪うなど、毎回得点で圧倒した。

 先発の板川(横浜)は、2安打で1死一、二塁のピンチを招き、4番に適時二塁打を打たれて先取点を献上。2死三塁とし、1回を持たずマウンドを降りたが、2番手・柿木(大阪桐蔭)が好救援。5番・ワンを見逃し三振に打ち取り追加点を防ぐと、2回以降も危なげない投球で、5回1/3を投げ1安打無失点と完ぺきな内容。最後は根尾が最速150キロを記録するなど、3者凡退で締めた。

 ▼日置(日大三) (最終日に大会初安打)ようやく出ました。チームに迷惑をかけて、それでも監督さんに使っていただいていて。結果を残そうとして残せず、最後に残せた。コーチのみなさんに指導していただき、それも当てはまり自分の打撃を見つけることができた。

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