ロッテ 新方程式で連敗止めた!新セットアッパー松永→復活守護神・内 コーチ陣も試験的に配置転換

[ 2018年8月14日 22:48 ]

パ・リーグ   ロッテ3―1日本ハム ( 2018年8月14日    札幌D )

<日・ロ>選手を勝利のハイタッチで出迎える井口監督(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 ロッテは新たな方程式で逃げ切りチームの連敗を5で止めた。

 3―0の7回1死一、三塁、井口監督は西川、アルシアと左打者の続いた場面で右腕の大谷を起用。西川を内野ゴロなど、最少失点に封じた。8回は不調の益田に代わった新セットアッパーの左腕・松永が、右の中田、レアードを打ち取り、無失点。最後は不調による再調整から7日に1軍復帰した守護神・内が、7月10日の西武戦以来35日ぶりとなる22セーブ目を挙げた。

 「8回は松永だと決めていた。この形で行きます。内もしっかりとじゃないけど、抑えてくれた」と井口監督は笑みをこぼした。

 手を入れたのは投手だけではない。「試そうとは、以前から考えていた」と指揮官。この日、日米通算234セーブの小林雅英投手コーチをブルペンへ、通算105勝の清水直行投手コーチはベンチへ。それぞれの得意分野へテスト的に配置転換した。

 5連敗中は3度の逆転負けを食らうなど、逃げ切れなかった部分に手を入れ、つかんだ白星。チームも4位へ浮上し、逆転クライマックスシリーズ(CS)進出へ希望は捨てない。

続きを表示

2018年8月14日のニュース