宜野湾&北海がV王手 ポニーベースボール全日本選手権

[ 2018年7月24日 05:30 ]

 中学生の硬式野球、ポニーベースボールの第44回全日本選手権大会(スポーツニッポン新聞社後援)第3日は23日、東京都の江戸川区球場などで4部門16試合が行われた。ポニーブロンコ大会は決勝が行われ、清砂ポニー(関東)が7―1で市川東ポニー(関東)を下して連覇を果たした。最高峰のポニー大会は、宜野湾ポニーズ(沖縄)と北海ベアーズ(北海道)が準決勝を突破。24日はポニー大会、会長杯大会、理事長杯大会でいずれも決勝が行われる。

 《宜野湾ポニーズ》8年ぶり5度目の決勝進出を決めた。初回に仲程の適時三塁打で先制し3点を挙げると、6回まで毎回となる13安打で9得点。伊佐嘉道監督は「東京は沖縄より暑いので体調管理が大変。疲れがある中、気合とガッツと根性で頑張ってくれている」とねぎらった。先制点の仲程は「監督の助言通りにボールをよく見てミートして打てた。決勝でも打ちたい」と再度の活躍を誓った。

 《北海ベアーズ》 選手登録数11人。ポニー大会で最少登録のチームが、全員野球で準決勝突破だ。石丸克典監督は「四球が少なかったし、打たれても野手の力を借りて踏ん張れた」と目を細めた。決勝は4年ぶり2度目。強豪・宜野湾ポニーズとの対戦に「相手は投手も打線も凄い。チャレンジャーらしく、攻めあるのみで悔いのないように戦いたい」と、悲願の初Vへ向けて気を引き締めた。

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2018年7月24日のニュース