筒香 11球団制覇弾も表情さえず…「負けたら何の意味もない」

[ 2018年6月2日 19:30 ]

交流戦   DeNA4―5ソフトバンク ( 2018年6月2日    ヤフオクD )

<ソ・DeNA>2回無死、右越えにソロを放つ筒香(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 DeNA・筒香嘉智外野手(26)の表情もさえなかった。

 ソフトバンク戦の2回に先制の14号ソロ。同チームとの公式戦通算18試合目での初アーチによってプロ入り後、対戦した11球団すべて本塁打と「11球団制覇弾」となった。

 さらに2安打1打点を重ね、今季4度目の猛打賞。最近10試合で打率・540、6本塁打、10打点の荒稼ぎぶりで開幕2戦目以来の打率3割台に乗せた。

 とはいえチームは逆転負け。交流戦連敗で貯金はゼロになった。筒香も「負けたら何の意味もない。僕の数字より勝つことが大事。あと1点が取れなかった」と振り返った。

 きょう3日は左腕・石田が先発予定。昨秋の日本シリーズで激闘を演じた相手に、3連敗だけは避けたい。何といっても明るい材料は主砲の復活だ。ラミレス監督も「10日ぐらい前(打率)2割3分台だったにの全く違う選手となっている。積極的に早いカウントからストライクを打てるようになった」と太鼓判を押した。筒香のバットがあす3日こそ王者を打ち砕く。

続きを表示

2018年6月2日のニュース