巨人・内海 ランドセル贈り続けて10年目 合計1330個に

[ 2018年3月29日 07:50 ]

内海からプレゼントされたランドセルを背負って笑顔を見せる新入生の子供たち
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 巨人の内海哲也投手(35)の、前シーズンの自身の投球回数に応じて児童養護施設などで暮らす新入学児童にランドセルを贈る活動が、今年で10年目を迎える。

 09年に基金を立ち上げて活動を開始。16年にはこの活動が評価され、プロ野球選手の社会貢献活動を表彰する「ゴールデンスピリット賞」を受賞した。今年も57個のランドセルが23施設の子供たちに贈られることになった。10年間の合計は1330個に達し、09年にランドセルをプレゼントされた子供たちは4月から高校生になる。内海は「10年間支援を続けてきたことを誇りに思うし、1300人以上の子供たちの笑顔につながったと思うと、本当にうれしい。1500、2000個を目指して結果を残していきたい」と抱負を述べた。

 今季はキャンプから2軍スタートも、21日にヤクルトとの試合形式の合同練習で1軍のマウンドに立ち4回2失点。「強い球を投げられたのは収穫。しっかり調整して、また(1軍に)呼んでもらえるように頑張る」と意気込んだ。29日のイースタン・ヤクルト戦で先発登板する予定だ。

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2018年3月29日のニュース