打者・大谷 珍事で出番なし グラウンド地中の汚水管破裂

[ 2018年3月29日 05:30 ]

オープン戦   エンゼルス3―4ドジャース(5回途中コールド) ( 2018年3月27日    ロサンゼルス )

<ドジャース・エンゼルス>グラウンドに汚水があふれ試合が中断、中止となった
Photo By スポニチ

 開幕前最後の「打者・大谷」はハプニングに見舞われた。5回2死一、二塁。三塁側ファウルゾーンの地中の汚水管が破裂し、水漏れが起きて試合が中断。砂をかけるなどしたが、観客席にも浸水し、そのまま打ち切られた。ド軍のデーブ・ロバーツ監督は「一度も(経験が)ない」と言い、ド軍幹部は「原因などは分からない」と頭を抱えた。

 大谷は途中から1、2打席に立つ予定で準備していたが、出番がなくなった。「長かったので(コールドゲームが)あるかもしれないという感じで見ていた」。オープン戦は通算32打数4安打、打率・125。ノーステップ打法で結果を残すなど復調気配だが、実戦の打席は多いに越したことはなかった。

 登板前日の31日(日本時間1日)は投手調整に専念するが、開幕戦と2戦目は打者出場可能でDHスタメンが有力。ただ、スタメン当落線上のバルブエナとマルテがこの日先発出場し、ともに1安打と結果を出した。想定外の“欠場”はソーシア監督の決断に影響するのか――。

続きを表示

この記事のフォト

2018年3月29日のニュース