阪神 小野、虎の天敵・今永から学ぶ 夏バテ回避へ食事法伝授

[ 2018年1月12日 08:44 ]

一緒に自主トレを行う尾仲(左)と小野
Photo By スポニチ

 阪神の小野泰己投手(23)が、虎の天敵の一人であるDeNA・今永から「マル秘食事法」を伝授されたことを11日、明かした。昨年末に合同自主トレを実施。わずか一日だったが、積極的に質問し、今季の飛躍に向け重要なヒントを得たようだ。

 「一年通しての話ができた。特に夏場になるとバテてしまうので、食事をしっかり取って疲れを軽減させることとか、自分が一年やって、感じたことを話すことができた」

 今永とは同じ福岡県北九州市出身で「地元が一緒で活躍された方。目標というか、ついて行けたらなと思う」と目指すべき存在でもある。今永はプロ2年目の昨季、先発ローテーションの一角を担い阪神戦で3勝するなど11勝7敗。CSや日本シリーズでも活躍した。

 小野は昨季、8月15日の広島戦で2回1/3を5失点、同22日のヤクルト戦も3回1/3を4失点と、ともに5回持たずにKOされた。夏場をどう乗り切るかは、先発ローテ定着を狙う上でも重要で、具体的に「食べるもの」などもアドバイスをもらったという。

 この日は鳴尾浜球場で、DeNAから移籍した尾仲とキャッチボールするなどトレーニングに励み、春季キャンプでアピールするための準備も進行中。「去年一年を通して感じたことを大切にして、課題をつぶしていきたい」。ローテ入りすれば先発対決の可能性も高くなる。勝つことで痛快な「恩返し」といきたい。(鶴崎 唯史)

続きを表示

2018年1月12日のニュース