阪神ドラ3熊谷 講師・岩村氏から刺激「何苦楚」魂で奮闘誓う

[ 2018年1月12日 10:17 ]

NPB新人選手研修会 ( 2018年1月11日 )

 阪神のドラフト3位・熊谷敬宥内野手(22=立大)は「何苦楚(なにくそ)」魂を継承する。新人研修会で講師役を務めた岩村氏が信条とする言葉で、身長が同じ1メートル75と球界では決して大きくない中、世界の舞台で活躍した元メジャーリーガーの言葉に刺激を受けた。

 「(身長が)自分と同じぐらいで、参考になる部分もありました。練習の積み重ねが、世界で戦えるような体になったという話は印象的。少しでも、岩村さんに近づければいいかなと思います」

 講演では「野球をしながらお金を稼ぐにはいろんな壁がある。下積みも大事」などの話があった。熊谷にとっては少年時代、テレビの中のスター選手の一人だった男の言葉だけに「WBCはもちろん見ていましたし、そういう人の話を聞けたのは良かった」と感慨深げ。「全ての話が心に残りました。何か一つでも信念を持っていないと、やっていけない。ミスから学ぶことも多いと思いますし、ミスの仕方も大事。多くのことを学んでいきたい」と目を輝かせた。

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2018年1月12日のニュース