広島 37年ぶり連覇は持ち越し DeNA下すも阪神は巨人と引き分け

[ 2017年9月14日 22:03 ]

セ・リーグ   広島5―4DeNA ( 2017年9月14日    マツダ )

8回1死満塁、バティスタの右犠飛で生還する丸(左)
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 広島が5―4でDeNAを下し、2連勝。2位・阪神が延長戦で巨人相手に引き分けたため、優勝決定はならなかったが、37年ぶりのセ・リーグ連覇に向けた優勝マジックを「1」に減らした。15日は試合がなく、16日は広島がヤクルト、阪神は中日と対戦する。

 広島は4―4で迎えた8回、1死満塁からバティスタの右犠飛で勝ち越し点を奪った。2回、松山の右越え13号ソロなどで2点を先取。直後の3回には先発投手のジョンソンが3点を失い逆転を許したが、その裏、田中の安打と盗塁を足場に2死三塁としてから松山の左前適時打ですかさず3―3の同点とし、4回にはバティスタの右越え10号ソロで勝ち越し。

 7回には2番手・一岡が打たれて4―4の同点とされたが、1点勝ち越して迎えた9回には4番手・中崎が1死一、二塁のピンチを招きながらも4番・ロペスを投ゴロ併殺打に仕留めて勝利をものにした。

 この時点で広島のマジックは「1」に。阪神が巨人に敗れれば優勝が決まるため試合後に通常行われるヒーローインタビューはなく甲子園の結果を待ったが、朗報は届かず。優勝決定は16日以降に持ち越しとなった。

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2017年9月14日のニュース