【鹿児島】春の九州王者・神村学園が決勝に進出 延長10回で樟南を破る

[ 2017年7月18日 20:17 ]

第99回全国高校野球選手権鹿児島大会準決勝   神村学園5―4樟南 ( 2017年7月18日    県立鴨池 )

<神村学園・樟南>延長10回裏、ラストボールを捕球し、試合終了を喜ぶ神村学園主将の後藤中堅手
Photo By スポニチ

 準決勝で神村学園が、延長10回に決勝点を奪い、5―4で樟南を破った。19日に行われる決勝で鹿児島と対戦する。

 3時間21分の激闘を終わらせのは、後藤拓真主将(3年)の一打だった。4―4の10回2死二塁、左越え適時二塁打で決勝点を呼び込んだ。4安打ながら唯一の打点が、夏切符に王手をかけるひと振りとなった。

 「きつかった中で出た、これぞチームの一打です」。3回に先制され、5回に2―2に追いついたものの、再び2点を勝ち越された。8回にまた追い付いて延長に持ち込んだ逆転勝ち。今春の九州王者の粘り勝ちだった。

 決勝で勝てば、2012年以来5年ぶり4度目の夏の甲子園。小田大介監督は「あと1つ。素晴らしい選手を信じるだけ」と落ち着いていた。

続きを表示

2017年7月18日のニュース