報徳学園出身の筑波大・松谷 勇退の恩師に贈る一発

[ 2017年4月3日 05:30 ]

首都大学野球・2回戦   筑波大9―0日体大 ( 2017年4月2日    バッティングパレス相石ひらつか )

 首都大学野球の春季リーグは2日、2回戦3試合を行い、筑波大、帝京大、明星大が連勝で勝ち点1を獲得した。筑波大は報徳学園出身の松谷竜暉捕手(4年)が、リーグ戦2本目の本塁打を含む2安打3打点の活躍を見せ、今春の選抜高校野球大会で勇退した母校の永田裕治監督(53)にささげる一打を放った。

 報徳学園3年時にセンバツに出場した筑波大5番・松谷が先制打にダメ押しの2ランを放ち3打点。対戦成績で68勝127敗4分けと大きく負け越している日体大相手に連勝で勝ち点をもたらし「チャンスをものにできた」と胸を張った。母校の永田監督勇退の一報を耳にし「寂しかった」。5月22日からは教育実習で母校に帰り、恩師と再会する予定。後輩はセンバツで4強入りしただけに「負けていられない」と刺激を受けていた。

続きを表示

2017年4月3日のニュース