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日本野球生きるドジャースタジアム 元ド軍・斎藤隆氏が“決戦の地”解説

ドジャースタジアム(AP)
Photo By AP

 侍ジャパンのWBC準決勝直前スペシャルとして、米国戦を2回に分けて徹底分析します。第1弾は、決戦会場となるドジャースタジアム。06年から3年間、ドジャースの抑えとして活躍した斎藤隆氏(47=現パドレスGM付き球団アドバイザー)が特徴や注意点について解説します。

 <投手編>バックネット裏の観客席はビルの9階ほどの高さで、半すり鉢状になっているのが特徴。米国相手にはアウェーの環境にはなるが、捕手からネットまでの距離があり、スタンドも低い位置にあるので、視界が開け、そこまでの圧迫感はない。

 マウンドは米国特有の硬い土。ただ、東海岸とは土質が微妙に違い、そこまで投げにくい感じはない。ボールの滑りに関しても、直前に滞在していたアリゾナより湿気があるので、アリゾナの練習試合で気にならなければ、心配はいらない。

 注意するのは、寒暖差。日中は20度前後あっても、夜7時開始のナイターなら10度前後まで下がる。救援投手は、ブルペンが外野の観客席の間にあり、かなり冷え込む。3月でも試合開始時は日が残っているが、左翼側(ホームチーム)は観客席の陰で一日中、日が当たらない。ベンチコートなど寒さ対策も必要だ。

 <野手編>一般的には「ピッチャーズ・パーク(投手有利の球場)」として知られる。右中間、左中間が117メートルと広く、日本の打者がここに放り込むのはなかなか難しい。ただ、フェンスが低くなっているポール際は本塁打が出やすい。右中間、左中間に飛ぶと、三塁打になるケースも多く、二塁手と遊撃手はカットマンに入る時は日本よりも深い位置まで入った方がいい。事前に外野手との調整は必要だ。肩の強さも求められるが、菊池と坂本勇なら問題ないだろう。

 内野手は一塁への送球がそれると、後方のスタンドが低いので、そのまま飛び込んでしまうことも多い。観客が視界に入るため、服装の色によって景色が変わる。夏は白い服が多く、見えにくいこともあるが、春先は気にならないだろう。

 <総論>メジャーでは珍しい左右対称の球場。日本が第3回大会の準決勝で敗れたサンフランシスコのAT&Tパークは形状が独特だったが、「特徴がない」のがドジャースタジアムの特徴とも言える。その意味では、地の利が比較的出にくい球場で、自分たちの野球、スモールベースボールを発揮しやすい。ド軍のライバル球団ジャイアンツに在籍経験があり、球場の特徴を熟知している青木の存在も大きい。

[ 2017年3月21日 08:20 ]

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