鳥谷 阪神で初の二塁も無難 北條との遊撃争い後退

[ 2017年3月6日 05:55 ]

オープン戦   阪神2―6広島 ( 2017年3月5日    甲子園 )

<神・広>2回無死一、二塁、鳥谷(右)はメヒアの投ゴロで併殺を完成させる(左はショート・北條)
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 北條との遊撃争いを繰り広げてきた阪神・鳥谷が、阪神で初めて二塁守備に就いた。

 「WBCでしかやったことがなかったから。(違和感は)ないことはない」と言いながら、2併殺を完成させるなど、打球を難なく処理した。

 入団以来、遊撃を中心に守り続けてきた。12、13年球宴、13年WBCで二塁を守った経験はあるが、オープン戦とペナントレースでは三塁を守っても、二塁に就いたことはなかった。昨年11月に「遊撃での勝負」を直訴されていた金本監督も「チーム状況を考えて。(鳥谷は)遊撃も三塁も二塁もやる」と3ポジションでの起用を示唆した。

 打撃では遊撃で先発出場した北條が2安打を放つ一方、鳥谷は3打数無安打。「言われたところで出るだけ」。実績あるベテランも、まずは与えられた役割を全うしていく。

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2017年3月6日のニュース