1イニングもたず…中日・福谷 炎上3失点 開幕1軍暗雲

[ 2017年3月6日 05:30 ]

オープン戦   中日1―9ロッテ ( 2017年3月5日    ナゴヤドーム )

<中・ロ>9回からマウンドに上がるも3失点し降板する福谷(左)
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 締まりのない終わり方に、森監督の怒りの矛先が向かった。9回にマウンドへ送った中日・福谷が期待を裏切る乱調。先頭打者から3連打を浴び、暴投もあって3失点。そこから2死までいきながら今度は四球。ベンチも我慢の限界に達し、まさかの途中交代となった。

 指揮官は「日曜日で子供たちもたくさん来てくれているのに…。こっちがなんとかしようとしても、ああなるとそれが薄れる。はっきりいって1イニング持たなかったんだから」とあきれた。

 右腕からたすきを受けたのは左腕の笠原。本拠地初登板の新人は期待に応えて、右打者にも臆せず思い切った投球で右飛に打ち取り、福谷とは対照的な印象を残した。森監督は「やるべきことはやる。これからのことを考えると」と投手陣の再編も視野に入れる。開幕1軍へ、福谷が早くも試練に立たされた。

 ▼中日・ロンドン(150キロ台の直球を連発し2イニングを無安打無失点)打者が振り遅れていた。自分はパワーピッチャーなので、直球でアピールしたい。

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2017年3月6日のニュース