ソフトバンク ドラ1正義は主力中心A組キャンプ、松坂はB組に

[ 2017年1月21日 05:55 ]

ソフトバンク新人合同自主トレでノックを受ける田中
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 ソフトバンクは、ヤフオクドームで宮崎春季キャンプに向けた監督・コーチ会議を開き、ドラフト1位・田中(創価大)は15年ドラフト1位の高橋とともに主力中心のA組でスタートすることが確実となった。

 工藤監督は「それだけの力を持っている選手。僕自身も直に見てみたい」と明言した。新人のA組は13年に東浜らが入って以来、4年ぶりとなる。

 また、一昨年8月の右肩手術からの完全復活を目指し、今オフはプエルトリコでのウインターリーグに参戦していた松坂は2年連続でリハビリ組中心のB組始動。指揮官はこれまで松坂について「当然、期待はするが、あくまでも競争の世界の結果。球が以前のように戻ってくれば戦力になるが、ポジションは与えるものではなく奪うもの」としてきた。

 また、松坂以外にも「ベテランの投手は自分のペースでつくってもらった方がいい調整ができる」と述べ、昨シーズン終盤に左肘痛を訴えた和田や摂津らのB組スタートの可能性も示唆した。

 組み分けは30日に正式発表されるが、必然的にベテランが抜けるA組は若手中心となる。倉野投手総括コーチが「超絶サバイバル」と評した通り、若手には1軍生き残りをかけた厳しい戦いが待つ。

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