巨人戦力外の矢貫が引退決断 トライアウト参加も声かからず

[ 2016年12月7日 06:05 ]

現役引退を決断した矢貫
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 巨人から戦力外通告を受けた矢貫俊之投手(32)が今季限りで現役引退を決断したことが6日、分かった。

 現役続行を目指して受けた12球団合同トライアウトでは、146キロをマークしたが、オファーを得られなかった。「これまでたくさんの人たちに出会い、助けていただき野球を続けることができました。特に家族、両親には感謝しかありません」と感謝の思いを口にした。

 08年ドラフト3位で日本ハムに入団。15年途中に巨人にトレード移籍した。プロ通算8年間で121試合に登板し6勝8敗1セーブ、防御率3・76。今後は野球以外で第二の人生を歩む予定で「正直、まだやれると悔しい気持ちもありますが、これからの人生、次の仕事にも、この思いと情熱を持って頑張っていこうと思います」と話した。

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2016年12月7日のニュース