西武・牧田 来季FAに含み 球団2年契約提示も単年契約を選択

[ 2016年12月7日 06:33 ]

「サインしましたか?」の問いかけに「秘密です」と口に指をあてる牧田
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 西武・牧田が西武プリンスドームで契約更改交渉に臨み、2500万円増の年俸1億円プラス出来高払いでサインした。

球団からは2年契約を提示されたが、単年を選択。「ありがたかったけど、複数年だと甘えが出る。やっぱり一年一年が勝負」と理由を説明した。

 牧田は順調なら来季、国内FA権を取得する。球団側は流出阻止の意味合いも含めて複数年を提示し、鈴木葉留彦球団本部長は「もちろん残ってほしい選手」と話した。チームでは今オフ、エースの岸が楽天に移籍。牧田は「FAで出て行く選手が多い。(交渉の席で)話をしようかと思ったけど、自分が言ったところで変わる問題ではないので…」との思いも吐露した。自身については「特にFAは関係していない。1年でしっかり勝負してその先を考えたい」としたが、過去にはメジャーリーグへの夢も口にしており、来オフの動向には注目が集まる。

 今季は全て救援で50試合登板し7勝1敗、防御率1・60。プロ7年目での1億円到達に「ようやく、やっとです」と笑った。32歳のサブマリンは「最低でも40歳までは(現役で)いきたい」と目標を掲げ、来季もWBCを含めたフル回転を誓った。(鈴木 勝巳)

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2016年12月7日のニュース