防災無線にヒヤリ…ロッテ伊東監督 苦笑い「1年で2回聞いた」

[ 2016年11月23日 08:45 ]

鴨川キャンプを打ち上げ、スタッフと握手を交わす伊東監督(右端)
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 ロッテの千葉・鴨川秋季キャンプ最終日。早朝に福島県沖を震源とする最大震度5弱の地震が起こり、鴨川市ではサイレンとともに避難を呼び掛ける防災無線が鳴り響いた。

 千葉県沿岸部には「津波注意報」が発令。予定通り練習が行われたものの、伊東監督は「揺れたのは分かった。防災無線を1年で2回聞いたチームはないだろう」と苦笑いだった。

 1度目は今年2月7日の石垣島キャンプ。練習開始直前に北朝鮮のミサイルが発射され、島内に防災無線が流れた。指揮官は「あのときはミサイルが上を通過した」と振り返る。秋季キャンプで2度目が待っていた。

 平沢の地元・宮城県多賀城市にも一時「津波警報」が出され、砂押川が津波の影響で逆流。平沢は「地元の友達から川が逆流したってLINEが来た。大丈夫です」と安どした。最後にアクシデントがあったが、キャンプを打ち上げた伊東監督は「目標であった“超追い込み”が十分できた。体力的にも技術的にも上積みがあった」と総括した。 (渡辺 剛太)

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2016年11月23日のニュース