楽天引退セレモニー 牧田「名将の教えをこれからも」

[ 2016年11月23日 14:59 ]

 楽天の牧田明久外野手(34)、長谷部康平投手(31)、栗原健太内野手(34)の引退セレモニーが23日、コボスタ宮城で行われた。

 楽天創設初年度から在籍する最後のメンバーだった牧田は「楽天1年目は何もないところからのスタートでした。こんなに素晴らしい球場で環境も整い、素晴らしファンのもとでプレーできて幸せでした」と感謝。「福井から出てきて16年、まさかこんなに長くプレーできると思わなかった。近鉄時代に僕を指名してくれた梨田監督、野球のいろはを教えてくれた野村監督、闘争心を学び日本一に導いてくれた星野監督、たくさんの名将の元で学べたことをこれからの人生でもしっかりいかしていきたい」と語った。

 07年大学生・社会人ドラフト1巡目で入団した長谷部は「ドラフト1位で指名してもらいながらけがが多く、球団やファンの期待に応えることができず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。いい思い出よりも苦しいことの方が多かった9年間でしたが、その間ファンの温かい声援やメッセージ、いつも支えてくれた友人、家族、僕は心から勇気づけられ頑張ることができました」と胸を張った。

 来季から2軍の打撃コーチに就任する栗原は「いいときも苦しいときもあったが、大好きな野球をここまで続けてこれたのはファンの声援で支えてもらえたからです。若手をしっかり鍛えて1軍にどんどん送り込めるよう頑張っていきたい」と語った。

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2016年11月23日のニュース