カブス本拠 71年ぶりWSにチケット高騰 最高値105万円に

[ 2016年10月29日 05:30 ]

ワールドシリーズ

リグリー・フィールド前で記念撮影をするファン(AP)
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 カブスとインディアンスが1勝1敗で並ぶワールドシリーズは、28日の第3戦(日本時間29日午前9時8分開始)からカ軍の本拠地リグリー・フィールドに舞台を移す。同球場でのワールドシリーズ開催は71年ぶりとあり、チケット価格が記録的高騰を見せている。

 地元紙「シカゴ・トリビューン」によると、正規の最高値は450ドル(約4万7300円)だが、チケット売買サイト「スタブハブ」で取引されている第3戦の平均価格は3000ドル(約31万5000円)で、第4戦は3700ドル(約38万8500円)まで高騰しているという。同社が統計を取り始めた02年以降のスポーツ観戦入場券の平均最高額は今年のNFLスーパーボウルの3894ドル(約40万8900円)。同紙は、カ軍が108年ぶりのシリーズ制覇へ王手をかけて第5戦を迎えれば「(記録を更新して)歴史をつくることもあり得る」とした。

 最高値では1万ドル(約105万円)近いチケットも出回り、フィーバーは最高潮。27日は練習日ながら多くのファンが球場を訪れ、出場登録枠外の川崎も「このチームは戦う準備ができている」と力を込めていた。(シカゴ・奥田秀樹通信員)

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