古い野球用具集め途上国へ 原巨人前監督ら、島根で野球教室

[ 2016年10月29日 17:35 ]

 アフリカなどの発展途上国の子どもたちに野球用具を贈る活動をしているプロ野球巨人の前監督原辰徳さんらのプロジェクトが29日、島根県出雲市で野球教室を行い、参加した小学生球児から、使い古して不要になった700点以上の野球用具を受け取った。

 教室には、原さんら元プロ野球選手7人が参加。原さんは「古くなったグラブを宝物のように使ってくれる国もある。ものを大切にすることを学んでほしい」と話した。

 元巨人の宮本和知さんにバットを手渡した小学3年影山颯音君(9)は「近くで見ることができて感動した。プロ野球選手になれるように頑張りたい」と喜んでいた。

 教室は健康食品販売のファンケルなどが開催。約400人が参加した。本年度は既に札幌市、福島市、金沢市で教室を開いており、11月に福岡県筑後市でも開催予定。

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2016年10月29日のニュース