ソフトB秋季キャンプ開始 初日から厳しい走り込み、底上げ期待

[ 2016年10月29日 19:28 ]

 3年連続の日本一を逃したソフトバンクが29日、宮崎市の生目の杜運動公園で秋季キャンプを開始した。日本一奪還に向け、体力と筋力アップを目標に掲げ、初日から厳しい走り込みで脚などをつる若手選手も数人いた。精力的に見回った工藤監督は「けがをしないためにも体力は絶対的に必要。みんなよく動いている。充実感はあるんじゃないか」とチームの底上げを期待した。

 初日はほぼ全員が100メートルを15秒で走ることを目安に計40本のダッシュを繰り返した。昨秋のキャンプから始まった若手投手対象に体幹や下半身を集中的に強化する「工藤塾」も健在。指揮官にブルペンでの投球をチェックされた1年目の高橋は「技術面も含めて土台づくり。いろいろ大胆にやっていく」と言った。11月に強化試合に臨む日本代表の内川は調整に重きを置きながらも「若い選手も来ているし、気持ちを若返らせながらやっている」と汗を拭った。

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2016年10月29日のニュース