巨人ドラ1吉川「盗塁王」宣言 祝福200件「左腕が筋肉痛に」

[ 2016年10月22日 06:30 ]

東海地区大学野球秋季選手権大会・2位決定トーナメント・1回戦 ( 2016年10月21日    三重 )

声を上げる巨人ドラフト1位の中京学院大・吉川
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 巨人からドラフト1位指名を受けた中京学院大・吉川が「盗塁王」を誓った。21日、東海地区秋季選手権2位決定トーナメント初戦の皇学館大(三重)戦に出場。3打数無安打も、50メートル5秒7の快足で三盗を決めた。

 「捕手が(際どいコースの)ボールを捕った後、少し固まる。投手が変化球を投げたら走ろう」。1―2の6回に四球で出ると二塁進塁後にバッテリーの癖を盗んだ。5球目が投じられた瞬間に三塁を陥れ、同点につなげた。試合には結局敗れ、大学野球生活には幕を下ろしたが、プロ入りを見据え「走塁をアピールしたい。盗塁王やゴールデングラブ賞を獲れる選手になりたい」と目を輝かせた。

 巨人は今季リーグ4位の62盗塁で、1位の広島には56個差をつけられた。岐阜学生リーグで2年春から3季連続盗塁王となった吉川は「引退された鈴木選手のような走塁ができたら、相手に嫌がられると思う」と意気込む。坂本との二遊間結成が期待される好内野手は、ドラフト直後から約200件の祝福メッセージが届いたといい、丁寧に返信。「左腕が筋肉痛になるかと思った」と笑顔だった。(神田 佑)

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2016年10月22日のニュース