両監督が提案もNPB見送り 予告先発回避→翌日登板OK

[ 2016年10月22日 05:30 ]

日本シリーズ

監督会議を終え、握手を交わす緒方監督(左)と栗山監督
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 監督会議では、両監督から予告先発の規定に関する提案もなされた。12球団で定めた規定では、公式打順表を交換後にやむを得ない理由で先発を回避した場合、その日を含め3日間は登板できないが、今シリーズに限り、翌日から登板可能とすることはできないかとの提案がなされた。

 緒方監督は「短期決戦だし、その日は投げられなくても、翌日に投げられる可能性がある。ファンも見たいのでは」と語り、栗山監督も黒田の名前を挙げ「例えば、第5戦に黒田が投げられなくても第6戦に間に合うとなれば、ファンは見てみたいと思う。俺も見てみたい」と賛同した。

 この提案を受け、日本野球機構(NPB)は検討した結果、レギュラーシーズン中と同じルールで行うことを決め、両球団に伝えた。

 ≪3日間登板不可≫両リーグのアグリーメントには試合当日に変更された投手は、当日のベンチ入り人数に含めるが、出場できない。出場選手登録抹消もできない(翌日以降なら可能)。公式打順表(予定)交換後に変更された投手は、その日を含み3日間、試合に出場することはできない。ただし、野手として出場する場合は、翌日から出場可能とする。

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2016年10月22日のニュース