履正社 大阪で22連勝 同校史上初の春夏秋の制覇へ準決勝は大阪桐蔭戦

[ 2016年10月10日 15:12 ]

秋季大阪大会準々決勝 ( 2016年10月10日    舞洲 )

準々決勝・大商大堺戦で5安打3打点と活躍した履正社の筒井
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 履正社が無敵の大阪府内22連勝で4強入りを決めた。計16安打9得点で昨秋の大阪大会覇者・大商大堺を一蹴。6試合連続のコールド勝ちだ。履正社史上初、同一年による春夏秋の大阪大会完全制覇へ、準決勝で宿敵・大阪桐蔭と激突する。

 初回、1年生で5番に座る筒井太成外野手(1年)の右翼線二塁打で2点を先制。筒井は7回にもコールド勝ちを決める右前打を放つなど、5安打3打点と暴れ回った。「筒井はラッキーボーイ。いいところで打ってくれた」と岡田龍生監督。殊勲の背番号8は「任された打順で頑張るだけ」と汗をぬぐった。

 この日は今秋ドラフト1位候補の最速150キロ左腕・寺島成輝投手ら3年生も下級生の応援に駆けつけた。準決勝で対戦する大阪桐蔭の西谷浩一監督らも視察する中、猛打が爆発した。昨年の10月10日は秋季大阪大会の3位決定戦で阪南大高に0―1で敗戦。選抜出場への道が途絶えた。屈辱的な敗戦を糧に連勝街道を突き進んでいる。 

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2016年10月10日のニュース