八戸学院光星 粘りの勝利で初戦突破「次の試合につながる財産」

[ 2016年8月9日 11:36 ]

<市尼崎・八戸学院光星>6回に中越えソロを放った八戸学院光星の田城

第98回全国高校野球選手権大会第3日・1回戦 八戸学院光星5―4市尼崎

(8月9日 甲子園)
 八戸学院光星が延長戦を制して2回戦進出を決めた。仲井監督は「どんなかたちであれ、勝てたことがうれしい」と初戦突破に安ど。「選手たちに感謝の気持ちでいっぱい」と続けた。

 試合は4―2とリードして迎えた9回、エースの桜井が2失点を喫して今大会初の延長戦に突入。しかし、10回に2死満塁の好機を迎えると、3番の田城が決勝となる一塁への適時内野安打を放った。

 「相手の粘り以上にうちが粘ることができた。これは次の試合につながる財産になる」と仲井監督。10回の好機の場面については「当たっている田城が必ずやってくれると信じていた」と話した。

 田城はこの試合で4安打2打点の活躍。6回の第3打席ではバックスクリーンへ飛び込む豪快なソロ本塁打も放った。試合後には「甲子園で勝つことはうれしい」と笑顔。決勝打については「狙って打った。球が速いのでコンパクトに当てることを心掛けた」と振り返った。

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2016年8月9日のニュース