マー君 キレキレ8K8勝 指揮官絶賛「今季一番」

[ 2016年8月9日 05:30 ]

<ヤンキース・インディアンス>8勝目を挙げた田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース3―2インディアンス

(8月7日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中は序盤から球威、変化球の切れともに抜群だった。今季最多の8奪三振で6回0/3を1失点で8勝目(4敗)。降板時に観客から称賛の拍手を浴び「ああいう歓声をいただけたのはうれしかった」と充実感に浸った。

 控え捕手のロマインとコンビを組んだ一戦。正捕手マキャンと組んだ試合は防御率4・17だが、過去7試合で1・79と相性のいいロマインとのコンビがさえた。1―0の4回1死一、二塁ではチゼンホール、デービスをそれぞれ空振り三振、左飛に打ち取ってピンチを脱出。登板間隔が中4日での白星は4月17日のマリナーズ戦以来だ。ジョー・ジラルディ監督が「今季一番の出来」と絶賛する内容に、田中も「そう言っても過言ではないくらいの手応えを感じながら投球できていた」とうなずいた。

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2016年8月9日のニュース