“バントなし”いなべ総合学園 攻撃野球で甲子園初勝利

[ 2016年8月9日 05:30 ]

<いなべ総合学園・鶴岡東>7回無死、本塁打を放ち、ベンチのナインとタッチを交わすいなべ総合学園・宮崎

第98回全国高校野球選手権第2日・1回戦 いなべ総合学園5―3鶴岡東

(8月8日 甲子園)
 いなべ総合学園(三重)が攻撃的なスタイルを貫き、春夏通じて3度目の挑戦で甲子園初勝利を挙げた。

 初回から3イニング連続で先頭打者が出塁したが、バントで送る選択はなかった。普段通りの野球が功を奏し、5回に3安打を集めるなどして逆転。7回には1メートル66、60キロの宮崎が「練習でも打ったことがない。何が起こったのか分からなかった」と本人も驚く本塁打で貴重な追加点を叩き出した。尾崎英也監督は「まだまだ満足せずに挑戦したい」と貪欲に話した。

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