甲子園開会式、熊本球児が大役 入場行進先導&始球式

[ 2016年8月8日 07:45 ]

始球式で投げる阿蘇中央高・倉岡主将

第98回全国高校野球選手権大会開会式

(8月7日 甲子園)
 熊本地震で被災した球児が大役を務めた。東稜の山門憲司主将が開会式の入場行進で先導役を担い、阿蘇中央の倉岡真聖主将が開幕試合で始球式を行った。

 山門主将は「熊本が復興へ向かっていけるのは全国の皆さんのおかげ」と感謝の思いを口にした。阿蘇中央は約1カ月、休校状態が続いた。力強い直球を投げ込み、スタンドから大きな拍手を浴びた倉岡主将は「“熊本、頑張っていけよ”という拍手だったと思う」とかみしめるように話した。

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2016年8月8日のニュース