巨人 4連勝で貯金5 高橋監督「きょうもいい攻撃ができた」

[ 2016年8月2日 22:50 ]

4連勝しファンの声援に応える巨人・高橋監督

セ・リーグ 巨人7―2中日

(8月2日 ナゴヤD)
 好調な打線に足もからめて、高橋巨人が4連勝で貯金を5とした。

 4回に6安打で4点を先制するなど14安打で快勝。高橋監督は「きょうもいい攻撃ができたし、中押し、ダメ押しと良い点の取り方ができた」と振り返った。坂本、阿部、村田のクリーンアップがそれぞれマルチ安打したが、指揮官の積極采配もズバリと当たった。

 4回、2点を先制しなおも無死一、二塁で打者・脇谷がフルカウントの場面では、決して俊足ではない二塁走者・村田、一塁走者・ギャレットでランエンドヒットを敢行。スタートを切ったことが功を奏し、右中間二塁打で一塁走者のギャレットも生還。5回無死一塁で阿部がフルカウントの場面でも、一塁走者の坂本にスタートを切らせるランエンドヒット。阿部の右前打で一、三塁と広がった好機で、続く村田の左犠飛で5点目を挙げた。

 三邪飛で失敗に終わったものの、2回1死一塁で脇谷の場面でもヒットエンドランを仕掛けた。高橋監督は「それはね、結果論というか、たまたまというところもあるのでね」と多くを語らなかったが、昨季から6試合で1勝5敗の中日・若松攻略の糸口になった。

 打線は後半戦12試合で7試合目の2桁安打。高橋采配もマッチして、後半戦の平均得点は5・4点となった。

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2016年8月2日のニュース