ロッテ古谷 “千代の富士流”で雪辱誓う「負けられない相手」

[ 2016年8月2日 05:30 ]

3日の日本ハム戦で先発登板するロッテの古谷

パ・リーグ ロッテ―日本ハム

(8月3日 QVCマリン)
 ロッテ・古谷が3日の日本ハム戦(QVCマリン)に先発する。4月15日の同カード(札幌ドーム)で4回11安打11失点を喫して以来の先発マウンド。リベンジを狙う左腕は1日、キャッチボールなどで汗を流し「負けられない相手。常に目の前の試合に勝つことを念頭に置いている」と冷静に話した。

 7月31日には同じ北海道出身の元横綱千代の富士、九重親方が61歳で死去。「じいちゃんとよく相撲見て応援していた」と振り返る。毎日1000回の腕立て伏せなど努力を続けた横綱について「見習いたい。続けるのが凄い。体も小さいしケガも乗り越えていて、伝わるものがあった」。自身も毎日ノートに「今日の反省」と「明日の目標」を書き続けている。「千代の富士流」の努力を実らせるときがきた。

 今夏の全国高校野球選手権の北北海道大会でブレークした江陵の最速154キロ左腕・古谷優人は遠い親戚だ。軟投派の35歳は「僕も頑張らないと」。7ゲーム差で追う2位との直接対決でアピールする。

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2016年8月2日のニュース