本拠地の外野に目印つけるな!メッツがドジャースの要求に不快感

[ 2016年5月30日 15:54 ]

メッツの本拠地シティ・フィールド (AP)

 米国のNBCスポーツは29日、メッツが本拠地シティ・フィールドの外野に目印をつけることを要求したドジャースに対して不快感を示していると報じた。

 メッツ―ドジャース戦は同球場で27日から3連戦が行われたが、ドジャースはこの連戦前、外野に距離測定器を使って定めた2つの位置に目印をつけた。これは守備位置を確認するためのものと考えられるが、ルールではグラウンド上に目印をつけることは認められていない。

 当然、グラウンド整備員はドジャースに対して目印を消すように要求したが、目印が消されれば、ビジターチームの外野陣はその位置にスパイクを使って穴を掘る可能性もあったというからメッツ側が渋い顔なのもうなずける。

 結局、目印は消され、グラウンドが傷つけられることもなかったが、ドジャースの選手は試合中にユニホームのポケットから何かを取り出し、それを見ている姿が目撃されている。ファンからは「選手が電子端末か何かで外部と連絡を取っているのでは」との声も上がったが、チームの先発左腕、アンダーソンは自身のツイッターで「多分、あれは守備位置が示された紙のチャートだな」とこれを否定している。

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2016年5月30日のニュース