【パ・リーグ監督総括】栗山監督「こんなに交流戦が大事になるとは」

[ 2016年5月30日 09:15 ]

<楽・日>2回2死一、二塁、中田が右翼へ3ランを放ち、(左から)城石コーチ、栗山監督が迎える

 【パ・リーグ監督総括】

 ▼ソフトバンク・工藤監督 勝ちたいと思ってここ(最後のロッテ3連戦)に来たが、初戦で東浜がいい投球をしていけるぞという雰囲気になり、2戦目は序盤から点が入った。連勝で満足せず、今日も戦えた。いい形で交流戦に入っていける。

 ▼ロッテ・伊東監督 一試合一試合、気持ちで戦っている。投手が踏ん張って、少しずつ力はついてきた。貯金(6)は使うためにある。現状ではミスをしたらソフトバンクに勝てない。また挑戦権を得られるように、交流戦を戦っていくだけ。

 ▼日本ハム・栗山監督 自分の中でいくつか(悔しい試合が)あるけど、それが生きてくれれば。(ここまで貯金が伸びず)こんなに交流戦が大事になるとは思ってもみなかった。(3週も)6連戦が続くのは初めて。多少疲れが残ると思う。

 ▼西武・田辺監督 先発投手に勝ちがつかず、守備面でも想定外に多いエラーが失点につながってしまった。打線は攻撃的な打順で固定できつつある。パ・リーグの上位チームにこれ以上離されないためにも、交流戦は勝ち越しが最低ラインだ。

 ▼オリックス・福良監督 投打がかみ合わなかったというところ。交流戦は6連戦が続くので、投手のやりくりが大変になってくる。(起用が)難しくなりますよね。打線に関しては最後の6連戦、DHが使えなくなるところでテコ入れを考える。

 ▼楽天・梨田監督 開幕は良いスタートが切れたが、途中から勝ち試合をうまく勝てず、勝率5割近辺から打線が湿り、投手陣も失点し、失策が絡み、と一番悪い流れになっている。交流戦は新たな気持ちになれるので、期待したい。

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2016年5月30日のニュース