山田、最下位転落防ぐ2発 リーグトップの14号

[ 2016年5月20日 23:01 ]

8回ヤクルト無死、山田が左越えに勝ち越しソロを放つ

セ・リーグ ヤクルト6―3DeNA

(5月20日 神宮)
 負ければ最下位転落の危機でヤクルトの山田が2本塁打を気を吐いた。4回に1点差に追い上げるソロを放つと8回にはセ・リーグトップに躍り出る勝ち越し14号ソロ。「(2回の)守備でミスしていたので、打撃で取り返そうと思った」と語った。

 押尾戦略コーチは「山田にだけ配球が変わることがある」と全体ミーティング後に2人で対策を話し合うという。特別な配球は一流打者の証し。押尾コーチは自らの現役投手時代を思い返し「松井秀喜か絶好調時の阿部慎之助くらいじゃないか」と話す。

 厳しいマークにも快打を重ねているが、山田は「まだまだ試合数も残っている。勘違いしないようにやっていく」と浮かれることはなかった。

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2016年5月20日のニュース