国学院大 V足踏み 9回勝ち越し打許す 一転自力V消滅の危機

[ 2016年5月20日 05:30 ]

<国学院大・東洋大>敗れ優勝は20日以降に持ち越しとなった国学院大

東都大学野球第7週第2日 国学院大2―3東洋大

(5月19日 甲子園)
 2回戦2試合が行われた。11季ぶり2度目の優勝に王手をかけていた国学院大は、2―3で東洋大に敗れて1勝1敗。20日の3回戦に勝てば、勝ち点5で完全優勝が決まる。最下位が確定している中大は1―0で専大に連勝して勝ち点1。日大の4位、専大の5位も確定した。

 優勝に王手をかけて臨んだ一戦を落とした国学院大の鳥山泰孝監督は「なかなか流れをつかめず、トータルで勝機をものにできなかった」と1点差敗戦に息を吐いた。2点先制された直後の7回に岡部の中前打などで同点に追いつき、なお1死二、三塁の勝ち越し機も4番・諸見里、5番・工藤が凡退。9回に勝ち越された。昨秋は勝てば優勝だった亜大3回戦に敗れて終わってみれば5位。20日に勝てば完全優勝も、敗れれば自力優勝が消滅する。悔しさを胸にチームを引っ張ってきた久保田主将は「状態は悪くない。しっかり気持ちを充実させて明日は決めます」と言い切った。

 ▼東洋大・笹川(7回に先制の2点左前打)昨日負けて(高橋昭雄)監督に「主将の差だ」と言われて悔しかった。みんながつくったチャンスを生かせて良かった。

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2016年5月20日のニュース