楽天・藤田 勝利呼ぶビッグプレー 梨田監督も拍手

[ 2016年5月11日 23:24 ]

パ・リーグ 楽天8―3西武

(5月11日 コボスタ宮城)
 楽天・藤田のビッグプレーが勝利をたぐり寄せた。

 2―3と1点差に迫られ、なおも4回無死一、三塁のピンチ。金子侑のゴロを遊撃・茂木から転送された藤田は二塁ベースを踏むと、すかさず本塁へ送球。「(三塁)ランナーのスタートが遅れたのが見えて、間に合うと思って投げた」。

 送球を受けた嶋が素早く三塁走者・木村文をタッチアウトしたが、判定はセーフとなった。しかし、嶋と梨田監督が猛抗議。ビデオ判定の末、アウトに覆り同点のピンチを防ぎ、リードを死守。藤田は「タイミングは微妙だったけど、良いところに投げられた。セーフだったら同点だったので、良かった」と振り返った。

 指揮官も「ミスがたくさんあった中、あれで流れを止めてくれた」と3失策と守乱の中、光った名手のプレーに拍手を送った。

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2016年5月11日のニュース