コリジョンで明暗 巨人 連敗3で止めた 田口2勝目 阪神3連敗

[ 2016年5月11日 21:04 ]

<神・巨>力投する田口

セ・リーグ 巨人3―1阪神

(5月11日 甲子園)
 コリジョン(衝突)ルールが明暗を分けた。巨人は3回の攻撃で同ルールが適用されて貴重な追加を挙げ、連敗を3で止めた。

 1―0の3回2死二塁、今季初スタメンした脇谷の中前打で二走・小林誠がホームへ。中堅・大和の返球はやや三塁側にそれたものの、一度はタッチアウトの判定。しかし、ビデオ判定となり、同ルールが適用され、得点が認められた。今季2例目、セ・リーグでは初めて判定が覆った。

 さらにギャレットの適時打でこの回、2点を追加した。

 投げては田口が6回0/3を3安打1失点で2勝目。前回4月27日の阪神戦(甲子園)で9回1失点とプロ初完投を飾ったのに続き、阪神戦2連勝とした。

 阪神は田口の前に6回まで1安打。ようやく7回、無死満塁と攻めて田口をマウンドから引きずり下ろしたが、2番手・マシソンの前に鳥谷が投ゴロ併殺、代打・上本も空振り三振に倒れ、1点のみ。チームは今季2度目の3連敗となった。

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