現行ポスティング1年延長が決定 譲渡金上限21億4000万円

[ 2016年5月7日 08:13 ]

 13年に日米間で合意した現行のポスティングシステムが、新たに1年間延長されることが6日までに決まった。

 現行制度の改正を希望する場合は、契約終了日である10月31日の180日前となる5日までに相手側に通知する必要があったが、日本野球機構と大リーグ機構の双方とも改正や終了を申し入れなかった。

 今オフは、同制度を利用する日本人選手が少ないとみられることや、大リーグ機構が選手会との労使交渉に時間を割いていることなどが背景にある。現行制度では、日本の所属球団が設定する譲渡金の上限は2000万ドル(約21億4000万円)。設定された譲渡金を支払う意思のある大リーグの全球団が交渉できる。

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2016年5月7日のニュース