明大先勝 エース柳が打でもけん引 先制犠飛&適時打に笑顔

[ 2016年5月7日 14:57 ]

明大エースの柳

東京六大学春季リーグ戦 明大3─1法大

(5月7日 神宮)
 明大が法大に競り勝ち、先勝した。

 エースで主将の柳裕也投手(4年、横浜)が7安打1失点11奪三振の力投。打っては先制犠飛に、9回は3点目を加えるタイムリーと投打にけん引した。「投げる方は調子が良くなかったが、悪いなりに投げられて良かった。バッティングはけっこうやってるので」と笑顔を見せた。

 法大は前節の早大戦で負傷した4番・柴田圭輝内野手(4年、東邦)がベンチを外れた。積極的な攻撃で同点には追いついたが、勝ち越しはならなかった。

 柴田は早大戦の攻撃中、打者走者で相手の一塁・立花と交錯。脳しんとうがひどく、早大戦後に病院へかつぎこまれて1日入院したという。練習には復帰しているが、早大戦の記憶がないなど回復しておらず、試合出場は厳しいと判断された。

 勝ち点2で優勝争いに絡む中、指揮官は「ちょっと冷静さがなかったかな」と振り返った。

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2016年5月7日のニュース